宮下消防団のページ
宮下の消防団の歴史は随分古いようです。 元々はこの一帯が小山村だった時代から村の青年団が組織され、自分たちの村は自分たちで守る活動の一環として消防団も組織されたとか。 当時の青年団は境川の砂利を取り、でこぼこ道の修復作業にも汗を流したそうです。 昔は各家庭から若いもんが出てこれらの活動を進めていたようですが段々世の中も変り人手も足りなくなって行く中で、今度は代表者が活動に専念する代わりに各家庭ではその活動資金を賄うようになっていったと聞いています。 今日では自治体に本格的な消防組織が出来ていますがそれでも地元に精通した、町の代表者からなる地元の消防団はとても貴重な存在であり、今後とも敬意を表し支援を続けていきたいものです。 |
現在、宮下消防団では団員になっていただける方を募集しております。
18歳以上の健康な男女で近隣にお住まいの方が対象になります。
消防団とは
本業を持ちながら「自分たちのまちは、自分たちで守る」という精神で、地域の安全と安心を守るために活躍している人たちが集まる組織です。
消防団は市町村の消防機関の一つとして、ほとんどのすべての市町村に設置されています。
相模原市においても、6方面隊 5団 34分団 107部 総員1,500名超える人員からなっています。
宮下消防団は定員12名ですが、現在 4名で定員割れとなっています。
以前は、自営業の方がほとんどでしたが、現在は会社勤めの方が多くなっています。「地域のために」というボランティア精神がある方、ぜひお問い合わせください。
消防団員の身分は持別職の地方公務員になります。普段は一般の市民ですが、消防団員は制服・作業服等、支給された被服着用時には持別職の地方公務員になります。消防団員は消防団長から任命されます。
消防団の活動は消防団は、災害時消防署と連携し地域の市民の生命及び財産を保護するとともに火災・水害・地震等の災害を防御し、被害を軽減する様、努力しています。消防団の仕事は、災害時と災害の無い時と大きく2つに分けられます。
災害時の仕事は火災(建物火災・車両火災等)、風水害(台風・洪水等)、地震の時の消火活動、人命救助、避難誘導、救急救助、交通整理等の活動などです。大規模災害(関東近辺での大地震等)が起きた時には消防署の活動には限界があり、自主的な災害対応が必要となりますが、地元の消防団はその際一番頼りになる組織です。又、災害の無い時も、火災予防活動、警備警戒活動、教育、訓練、機械器具等の点検などの活動が有ります。尚、宮下消防団では、基本的には毎月3日と20日の夜8時~10時まで定例会を行い消防器材の点検整備や車両の点検、消防本部からの活動指令等についての会議をします。
- 更新日:2024年4月1日